内容説明
健次郎の生家から新発見されたノートは、賢治直筆のものだった。ノートの意味するものを詳細に解説。「銀河鉄道の夜」の舞台を南昌山とする九つの証明と4考察。矢巾町をキーワードに、賢治と藤原健次郎、賢治と藤原嘉藤治、賢治と柳原昌悦の関係を詳細に解明。宮沢賢治直筆のノートの復刻版を巻末に収録。
目次
第1章 童話『銀河鉄道の夜』の舞台検証と関連四考察
第2章 宮沢賢治と藤原健次郎
第3章 宮沢賢治が健次郎との交友を偲んだ作品
第4章 宮沢賢治とその周辺考
第5章 宮沢賢治と藤原嘉藤治
第6章 座談会・賢治素描と嘉藤治が語る「宮沢賢治」の思い出
第7章 賢治・健次郎・嘉藤治の略歴
著者等紹介
松本隆[マツモトタカシ]
昭和6年10月16日岩手県紫波都煙山村(現矢巾町)に生まれる。昭和21年3月煙山村(現矢巾町)立煙山小学校尋常高等小学校卒業。24年3月岩手県立盛岡農学校農科卒業。36年6月矢巾村役場勤務。45年10月岩手県カヌー協会理事就任。55年4月理事長就任。平成11年6月退任。62年6月矢巾町収入役就任。平成11年6月矢巾町収入役を(三期)満期退任。平成5年宮沢賢治学会会員。12年3月「矢巾町宮沢賢治を語る会」会長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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