出版社内容情報
あひるのメアリー・アリスは町の会社の時報係。自分の仕事が大好きです。
ひっきりなしにかかる時刻の問合せの電話に、きびきびと正確な時刻を伝えます。
ところが、ある日、かぜで会社を休むことに。
「だれか、かわりをたのむとするさ。なに、たいしたしごとでもないんだから」と、めんどり社長はあっさり代役をさがします。
でも、うまくメアリー・アリスの代わりになれるものはいません。
この絵本を読んだあと、息子は「お仕事って大変だね」とひと言。メアリー・アリスの仕事に対する正確さ、誠実さ、また仕事にたいする誇りに感心したようす。
「仕事とは」と、大人にとっても考えさせられる1冊です。(企画広報課 A・K)
およそ6~7才から
内容説明
読んであげるならおよそ6才くらいから。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
23
天職に就いているメアリー・アリス。天職に就けるって幸せなことですよね。息子は「風邪治って良かったね」と言っていました。2021/09/18
遠い日
17
自分の仕事が大好きで、他人からも認められるような仕事ぶりのメアリー・アリスは、電話サービス会社の時報のお知らせ係。はきはききびきび。そんなお気に入りの仕事を他人に取られるとしたら……。どんな仕事にも、その人なりのやり方、こだわり、成果がつきもの。「カンタン」ではないのです。まじめに務めたからこその評価は嬉しいものですね。2016/05/31
ひな
12
今月のぶっくくらぶより長女用その1。アヒルのメアリーアリスの仕事は電話会社で時刻を知らせること。ある日風邪をひいてしまったアリスの代わりに他の動物たちが代役をするけれど...。自分の仕事に誇りを持っているアリス、「このしごとにかけてはやっぱりあなたがせかいいちね」と素直に自分の否を認める上司のめんどり社長が素敵でした。一見単純そうな仕事でも、その仕事の意味をきちんと捉えてやりがいを持って行うことの大切さ、誰かにあなたじゃないと、と思ってもらえる嬉しさを教えてくれます。2015/09/13
shiho♪
10
3年の次男と2人読み。次男は以前読書感想文でこの本の感想を書きました。 『働く』とはどういう事か低学年でも分かりやすい本。仕事でなくても、小学生ならクラスの係とか、自分に与えられた役割をメアリーを通して感じる事があるのではないかと思います。そして誰かに認められること、信用される喜び。 メアリー・アリスは風邪を引いて時報を伝える仕事をほかの動物に取られそうになりますが、プロである以上は風邪を引いててはいけないよな、と私は思うのでした。2020/04/08
花林糖
9
ジェームズ・マーシャルの描く動物たちがとても楽しく面白い。社長の言葉に落ち込むメアリー・アリスが可愛らしくて、最後はほっこりするいいお話でした。2015/04/22
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- 和書
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