DUCKS―仕事って何?お金?やりがい?

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784924914919
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0098

内容説明

北米のマンガ業界から21世紀で最も成功した女性マンガ家のひとりといわれるケイト・ビートン。カナダ生まれの彼女が、学生ローン返済のためにオイルサンド採掘の現場で働いた2年間の体験をつづる自伝的作品。男性社会における女性の生き方、理想の仕事を得ることの困難さと過酷な作業場での善と悪、環境破壊などの問題が、淡々とかつユーモアを交えて描かれる。『DUCKS』というタイトルは、汚染された貯水池に飛来して死んだ大量のカモにちなんで名づけられた。バラク・オバマ元米大統領2022年ベストブック。コミックス界のアカデミー賞「アイズナー賞」2023年2部門受賞。ニューヨークタイムズ2022年注目の100冊。タイム誌2022年ベストブック。

著者等紹介

ビートン,ケイト[ビートン,ケイト] [Beaton,Kate]
カナダのノバ・スコシア州、ケープ・ブレトン島で生まれ育つ。マウント・アリソン大学で歴史と文化人類学のふたつの学位を取得後、学生ローンを返済するため、2005年から2年間オイルサンドの、さまざまな現場で働く。その間に『Hark!A Vagrant』のタイトルでウェブコミックの創作を始め、世界中の読者を魅了した。作品集『Hark!A Vagrant』や『Step Aside,Pops』は、「ニューヨーク・タイムズ」のグラフィック・ノベルのベストセラーリストに載り続け、「タイム」「ワシントン・ポスト」「Vulture」「NPRブックス」のその年のベストリストに名前を連ねた。アイズナー賞、イグナッツ賞、ハーベイ賞、ダグ・ライト賞を受賞した

椎名ゆかり[シイナユカリ]
海外マンガ翻訳者、東京藝術大学非常勤講師、デジタルハリウッド特任教授。文化庁参事官付芸術文化調査官(メディア芸術担当)。アメリカ・オハイオ州ボーリンググリーン州立大学大学院ポピュラーカルチャー専攻修士課程修了。海外マンガや論文の翻訳及び海外におけるマンガ状況について執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイティ

30
SPURのブレイディみかこさんの連載コラムから興味を持った1冊。学生ローン返済のため、高給だが過酷な労働現場であるオイルサンドで働いた作者・ケイティの実体験を描く。ほぼ男性だけの採掘現場では、女性蔑視だけでなく孤立した僻地で労働力としてしか扱われない人々による無自覚な横行が日常だった。ケイティは傷つきながらもただ批判するのでなく、なぜ彼らがこうなのか考え続ける。ブレイディさん曰く「究極のエンパシー」だ。慣れてないので読み進めにくかったが、グラフィックノベルだからこそストリートの言葉や考え方の強烈さが響く。2025/02/06

garth

10
「でも自分の本当の人生はここ以外の場所にあると思ってる奴がいたら、そいつは自分をごまかしてるんだ」2025/01/11

ジェンツー

6
グラフィックノベルというものを初めて読んだ。日本の漫画と違う様式やテンポに戸惑うも、気付けば物語に引き込まれていく。舞台は2005年のカナダ、大学を出た21歳の女性が学生ローン返済のためにオイルサンドで働いた2年間を綴るエッセイ漫画。石油採掘と環境破壊、西部と東部の地域格差等、知らなかったカナダの側面を見た。そして労働環境とハラスメント…何もかもが繋がり合っていて、善悪で二分することはできない。生きていると本当にそんなことばかりだ。環境がハラスメントを生んでいるというセリフは、希望だと感じた。2024/11/07

やまうさぎ

4
一日中労働に従事していると、労働が全ての中心になる。 労働がある日・ない日、労働が早く終わる日・終わらない日。 労働によって人生が少しずつ侵食されてしまい、気づくと心身ともに傷つき壊れてしまう。 意識の中心が労働で占めるようになってしまうと、自分の人生にはそれ以外何もないのではないか、という焦りと少しばかりの絶望感が込み上がる。 人生を労働に捧げても何も残らない。 なぜなら労働にとって自分はどこまでいっても誰かの代わりでしかない存在だからだ。  2025/02/11

モスラ

3
過酷な労働で疲弊していく人間たちの話。お金さえあればという状況が辛い。男女比が50:1の労働環境で、主人公は性被害にも遭うが、過酷な労働システムがそうさせているのだと冷徹に状況を観察している。優しいなと思ったけれど、そうではなくて、癒やされないトラウマを抱えながらも真摯に人生に対峙しているからこその答だと感じる。彼女のその姿勢には、救われるし胸がすく。読んでいて一番腹立たしかったのは、性的なハラスメントのところではなく、女性新聞記者の取材ですでにどう書くか決まっていて欲しい答えを彼女に求めるところだった。2025/01/06

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