いろはにほへと―鎌倉円覚寺横田南嶺管長ある日の法話より〈２〉

円覚寺居士林【編】

円覚寺（2013/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 92p／高さ 13X19cm
• 商品コード 9784924914155
• NDC分類 188.84
• Cコード C0015

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kawa]

1月に続き、月の締めはこちらの第２集。「心というものは一念一念、一瞬一瞬、生じては滅していく（無常）～　一瞬たりとも同じ状態ではないのですが、その一瞬一瞬の心の変化に気づくほど私たちは敏感ではないので同じであると錯覚してしまう。～　一瞬たりとも同じ状態ではないという真理に気がつけば、『これが自分である』、『これが自分の身体である』、『これが自分のものである』と執着する対象ではありえないのです。ですから無常ということが解れば、無我であり空であると同義であるとわかります。」理屈は理解できるが、うーん、深遠。

2017/02/28