内容説明
岐阜県養老町には養老の滝にまつわる昔話があります。親思いの樵(源丞内)が岩間の泉から酒となった水を汲んできて、老父に飲ませ、喜び合うというもので、親は子を思い、子は親を思う心の大切さが描かれています。この孝子伝説の底に流れている親子の愛の心を受けて、養老町では、「家族の絆」をテーマに詩を募集しました。今回も、小学生から高齢者まで、数多くの家族愛に満ちた心温まる作品が、全国から寄せられました。本書は「愛の詩」シリーズ24回目の入賞作品をまとめたものです。
目次
最優秀賞(小中学生の部(クマゼミのクミ 田中海翔)
一般の部(おりがみの手紙 渡会環))
優秀賞(小中学生の部(本から広がるぼくの世界 玉井奏多;どんぐりはいいな 服部結)
一般の部(三本足の椅子 永井清子;真夜中の背中 増田浩二))
佳作(小中学生の部(おじいちゃんのシチュー 青山心春;ボクの音ハ 飯田凱斗 ほか)
一般の部(ありがとうの位置 青木英二;幸福な勘違い 有薗花芽 ほか))