内容説明
考古学と本との出会い、戦中・戦後の遺跡探訪・発掘調査、さまざまな人との親交、地域学の提唱などをとおして学問と人生を語る。
目次
1 本とぼく―青春編
2 考古学は地域に勇気を与える(考古学は地域に勇気を与える―コンマもピリオドもない研究者人生;日本海文化と蝦夷―日本海文化研究所設立二十周年に寄せて;壱岐・対馬の考古学 ほか)
3 見事に生きた人たち(銅鐸と宮地邦男さん;四十年のちのあとがき―井上光貞先生の追憶;原田大六さんの考古学―ある事件の回顧 ほか)
4 折々の随想と意見(足元から歴史を見る;猪と二つの思い出;足元からさぐる京都の歴史 ほか)
著者等紹介
森浩一[モリコウイチ]
1928年(昭和3)7月17日、大阪市に生まれる。同志社大学の学生時代から重要な遺跡の発掘(黒姫山古墳や和泉黄金塚古墳など)にたずさわり、雑誌『古代学研究』の刊行もはじめる。また壱岐・対馬にはじまり各地の遺跡を見て回る。大阪府立泉大津高校教諭、関西大学文学部講師をへて、1965年より同志社大学文学部に勤務。99年3月に定年退職(同志社大学名誉教授)。この間多くの研究者を育てる。退職後も考古学者として多方面に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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