内容説明
岐阜県養老町には「親孝行」の昔話があります。親思いの樵(源丞内)が岩間の泉から酒となった水を汲んできて、老父に飲ませ、喜びあうというもので、親は子を思い、子は親を思う心の大切さが描かれています。この孝子伝説の底に流れている親子の愛の心を受けて、養老町では「親と子が心豊かにふれ合うふるさと」を提唱してきました。新しい世紀にむけて「愛・親と子」をテーマに詩を募集したところ、全国からたくさんの作品が寄せられました。本書はその入賞作品をまとめたものです。
目次
優秀賞(母のひとさしゆび(岡島弘子)
夜明けにまたたく星のように(山中基義)
親スズメ子スズメ(園田真依子)
わたしの鏡(田中仁美))
特別賞(うんち(大山利子)
白銀(田中忍)
鯖(藤井和宏)
おかあさんのあくび(おおくらひとみ)
ぼくの父へ(沢田昇平)
りんご(渡辺史奈))
選考を終えて
佳作(一般の部二〇篇;小中学生の部二〇篇)
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