内容説明
日本では数名しかいない「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」の会員であり、またシャーロッキアーナの第一人者である著者が総合ミステリー誌「ＥＱ」に１９８０年３月から１９９９年５月終刊号まで連載した、好評のエッセイを収録。日本におけるシャーロック・ホームズ研究の決定版。ＥＱ誌に連載して大好評だった名探偵シャーロック・ホームズのワイドショー的ネタからハイブローな逸話までシャーロッキアーナ（ホームズ学）の集大成。
目次
ホームズと天候
ホームズの翻訳
ホームズと詩人
ホームズと虫
ホームズと足跡
ワトスンの結婚
ホームズのドラマ
ホームズと競馬
ホームズの酒場
ホームズ日記〔ほか〕
著者等紹介
植田弘隆［ウエダヒロタカ］
１９４１年静岡県生まれ。立教大学文学部史学科卒。「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」会員、「ベイカー・ストリート・イレギュラーズ」会員。著書に『シャーロック・ホームズ大博覧会』（東京図書）がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルクシ・ガイ
1
小見出しと内容がやや合致していないようだが。でも面白く読めました。2013/06/30
ぽま
1
『EQ』誌連載コラムをまとめたもので、『シャーロック・ホームズ大博覧会』の続巻にあたる。前巻時と違ってコラム毎の合間に注釈ページが挟まってないので、テンポよく読み進めることができる。とは言え、拾い上げているネタを見るに、少々マンネリ化している印象は否めない（19年間の連載なので、やむ無しか）。また、「正典外」の話で紙面の大部分を覆ってしまう回も見受けられ、徐々に筆が緩慢になっている。とは言え、該博な知識からは得るところも多く、個人的にはむしろホームズ関係以外の点で勉強になった。2012/10/30
