内容説明
教科書では分からない歴史の実像がよみがえる。NHK取材班が総力をあげて徹底検証。
目次
戦国ニッポン、銃大国はこう作られた―鉄砲伝来始末
追跡・徳川金銀王国―家康の遺産は世界一!
将軍綱吉、江戸100万都市との苦闘―検証・生類憐みの令
江戸の華、意地と面子の大名行列―加賀藩100万石の旅
実録、大江戸妖怪ブーム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
8
生類憐みの令への見方が変わる。誰が考えても何で?となる法令。しかし、もう少し考えると出す側は一歩踏み込んで何か意図があって出すはずだ。その意図は?となる。江戸時代の爆発的な人口増加。かぶき者というならず者も流入し、社会問題となる。野犬も人々を襲う。保護という名目で野犬をかくまって治安を維持し、保護対象の犬を食べたという容疑でかぶき者を逮捕していく。なるほどなと思った。江戸時代の市民の暮らしも良く分かる。2015/08/23
ゆずこまめ
2
読みやすいし、意外と知らなかった情報もあってよかった。日銀に徳川の金塊が⁈とか。知っていたことも改めて考えてみるとちょっと違った風に見えてきたりもするし面白い。2023/10/24
寝る子は育つ
0
是非は別としてものすごく極端な見方で語ってますな。こういう点が歴史の面白みでしょうか。2017/03/05
koichi uchida
0
江戸時代を中心にした徳川幕府 現在とつながる文化と風習 徳川綱吉の「生類憐れみの令」 端的な批評だけでは国の形を表現することはできないのかな。2014/04/26
ReadingYear
0
レポート「生類憐みの令」の参考文献32009/12/13