内容説明
蝦夷地測量の旅から帰った忠敬は、ほっとする間もなく、地図の制作にとりかかった。それは、緯度、経度を使った画期的なものであった。そして、この地図により忠敬は幕府から苗字帯刀を許された。蝦夷地測量で二十七里と出た子午線一度の長さは、正しいのだろうか。子午線一度の長さがわかれば、地球の大きさを求めることもできる。地球の大きさに魅せられた忠敬は、くり返し測量の旅に出ることになる。第二回、第三回の測量で得られた数値は二十八・二里であった…。
-
- 電子書籍
- フルートと脳のおはなし - 音楽家のた…
-
- 和書
- 「係長」山口瞳の処世術