内容説明
日本の食文化を担う人材を輩出するために誕生した学校法人誠心学園東京誠心調理師専門学校も、平成12年に、学園創立30周年を迎えた。「誠心」とは誠の心、つまりフードビジネスに携わる者には必須要件であるホスピタリティ・マインドのこと。誠心学園では講義をしていただいている先生方も、あらゆる機会を通じて心の教育をほどこしてきた。本書は、そんな「誠心」の心の教育をまとめたものである。
目次
「食」のもつ意味―自分は何に貢献できるか、何のために生きることができるのか
「創造」は「模倣」から始まる―「自分を創る」ということは創造性を発揮し続けるということ
自己管理の大切さ―持続とは、1日1日の積み重ね、内容の濃い時間が人間を創造する
多面的な思考を―多面的に考えることを楽しもう、それは発見と創造の連続である
人間らしい生き方―人間的に生きることを楽しもう、それは感動と感謝の連続である
教育を受けるということ―身の内の財は朽ちることなし、自分を手塩にかけて育てよう
真の進歩は技術と精神の両面で―知識・技術のみでは目標達成はできない、精神面での裏打ちこそ必要である
可能性は無限―目標をもった人間は強い、自己開発していける人間はたくましい
幸福感とは―可能性を含んだ自信が幸福感となる
常に能動的に学ぶ―人間は本来的に怠け者ではない、能動的な姿勢が長続きのコツ〔ほか〕
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