内容説明
この本は、サンアントニオ市のリバーウォーク(川畔遊歩道)が、1920年代から1980年代までの間に、いかにして整備されたかを綴ったものである。簡潔にまとめられた物語と当時を記録する80葉の写真によって、サンアントニオ川の『大湾曲地帯』を救った当初の努力とともに、リバーウォークによる水都づくりの色鮮やかな歴史を知ることができる。
目次
アラゴンとロミュラの商店街
リバーウォークの建設
「鐘」の式典
1980年代におけるリバーウォークの散策
写真集 写真で綴るリバーウォークの歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ishida Satoshi
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再読了。忙しくアップするの久しぶり。読み貯めたものをまた少しずつアップ予定。こちらは昨日のまちづくり講演会用に改めて参考にした本。熊本市の姉妹都市で、水と緑を活かしたまちづくりを展開し、今なお進化し続けるサンアントニオ。テキサスのみならず米国の歴史を代表する様々な文化が混じりあったユニークな街です。アラモ砦やリバーウォークはじめ、今では多くの人々を魅了する米国内屈指の観光・コンベンション都市ですが、その都市再生には多くの苦難がありました。大洪水、ダム開発、世界恐慌、第二次大戦後の疲弊、人々の河川への関心の