内容説明
山のカラスが、東京のグルメに憧れて、やってきました。ゴミの中には、見たこともないご馳走があふれています。やがて、大空を飛ぶことを忘れた山のカラスの、都会での生活が始まります…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuki
58
とかく嫌われることの多い『カラス』。帯のコピーが私たち人間に問いかける。「ぼくは、わるもの?」元々は山に住んでいたカラス。山のカラスが山を離れて都会にやってきたのは何故なのか?考えさせられます(´・ω・`)版画調のシンプルな絵もまた印象的。知育絵本で名高い戸田デザイン研究室ですが、この絵本も良書です☆2017/04/20
momogaga
39
【大人こそ絵本を】カラスが嫌われている理由が酷い。小さい頃、童謡「七つの子」をよく歌ったことを思い出しました。やっぱり嫌いになることは出来ませんね。 2019/05/18
ちえ
33
一人の女の子が作者に送った手紙からできた本とのこと。(そうか、都会で嫌われているカラスだって、最初から都会にいたくていたんじゃないんだよね)って、思った。人間の生活によっていろんな生き物の生態が変えられているんだ。あとがきの作者からのメッセージに考えさせられる。2019/05/26
みー
13
カラスの視点のお話。カラスがゴミを漁るのは、カラスが都会で生活しやすい環境を作った人間がいたから・・・なのに、カラスは悪者扱い・・2017/05/22
hoguru
10
リゾナーレ熱海にて。とにかく感動した。購入したい。2017/03/29