出版社内容情報
かつて、石井桃子さんが開いていた子ども図書館「かつら文庫」で、すり切れるまで子どもたちに読まれたという絵本です。
1984年、しばらく絶版になっていたこの絵本が童話屋から復刊されたとき、石井さんは「ねずみのほんが帰ってくる!」と喜んでくださいました。
この、シリーズ3巻の写真絵本は、世紀を超えて日本の子どもたちに愛されつづけています。
―あらすじ―
一匹のねずみが、家を探しています。土管のなか、火のそば、スリッパのなか?
そしてとうとうおもちゃの家を見つけます。「さあ、ねずみにいえができました。よかったね!」
ヘレン・ピアス[ヘレンピアス]
著・文・その他
まつおか きょうこ[マツオカ キョウコ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
250
ヘレン・ピアス 作。ねずみが「さむすぎないし、あつすぎないし、ひろすぎないし、せますぎないし、やかましすぎないし、ぬれてもいないし、きたなくもない」理想の家を探して、とうとう見つけるというお話。もっぱら、画像が頼りである。そこで、本書の工夫が実を結ぶ。普通の絵本のような絵の代わりに、ねずみを実写した写真を用いた。合成写真だろうか。それとも、おとなしいねずみをいろんなシチュエーションで撮影したのだろうか。2025/08/11
chiaki
39
次女がめちゃくちゃお気に入りの1冊。最近は毎日これを読んで寝てます。リアルねずみさんが登場。(ねずみ苦手な方注意です。)居心地のいい家探しはむつかしい!ハッピーな最後にホッと一安心♡シリーズ読まなきゃ。2021/11/24
たーちゃん
35
ねずみくんが自分にピッタリの過ごしやすい家を探します。絵ではなく写真というのがまたいい。息子もちゅーちゅーと言いながら、真剣に聞いていました。2020/01/27
くぅ
24
読友さんから教えてもらった絵本。本物のねずみに「ちゅーちゅーね!ねじゅみ!!」と喜んでいましたが、後半は飽きた模様…苦笑。(2歳9ヶ月)2020/02/23
二条ママ
19
4歳8ヶ月。図書館本。娘が読み聞かせをしてくれた。ありがたい。登場するねずみがリアルすぎて、(写真だからね)苦手だから。娘が可愛くてでしょとにっこりしているが、こちらが答えができなかった。言葉もリズミカルで、読みやすい。写真も迫力があった。2015/11/26