内容説明
本書は、多感な青春の日々をうつ病と闘いながら、生き抜いた若い女性の手記である。著者は精神分析医のカウンセリング、心理療法を受けながら、毎日の自分のこころの微妙な変化、面接の印象を克明に書きとめ、それらの記録をもとに、本書をまとめたという。
目次
第1部 パーソナリティの崩壊(身体の病気;気がかり―病気がはっきりしないまま不安に過ごした毎日;子宮全摘術とその結果;うつ病 ほか)
第2部 パーソナリティの再構築(実績調べ;ゴールドブラット先生との関係が変化する;自分の病気の症状を克服することを学ぶ ほか)
第3部 人生の再出発(心理療法の最後の数か月)