内容説明
“てんかん”とは何かを理解するための必読の名著。てんかんの存在を知った人類がそれに対処してきた歴史、そしてそれと戦った人びとの血みどろのドラマの数々。日本語版(全2巻)ついに完結。
目次
第9章 第1期―1800~1833年(てんかん患者の病院収容;てんかん病理解剖の楽観論と悲観論)
第10章 第2期―1833~1861年(反射説;疾患分類への疑問;治療)
第11章 ジャクソンの先達たち(1860年近辺の状況;ジャクソンてんかん;夢様状態〈精神運動てんかん、側頭葉てんかん〉)
第12章 ジョン・ヒューリングス・ジャクソン
第13章 たおれ病いの終焉(特発性てんかん;てんかんとヒステリー;犯罪、宗教、てんかん性性格;てんかん人の世界)