目次
現代にとって批評とは何か―戦後文学への新視点(入江隆則)
小林秀雄と保田與重郎(秋山駿)
生存の原理・死の原理(江藤淳)
民衆の胎む幻影(渡辺京二)
漱石文学の運命(桶谷秀昭)
詩と批評の現在(佐々木幹郎)
漱石と現代(秋山駿)
知の変貌や知の現在(中村雄二郎)
肉体のエクリチュール(唐十郎)
「文学者」を疑え(田中小実昌)〔ほか〕
著者等紹介
柄谷行人[カラタニコウジン]
評論家。1941年、兵庫県尼崎市生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院英文学修士課程修了。1969年、「“意識”と“自然”―漱石試論」により群像新人文学賞評論部門を受賞。以来、文学、哲学、歴史学など幅広い分野をまたぐ著述活動を展開。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授を歴任。1991年から2002年まで季刊誌『批評空間』を編集。2005年より朝日新聞書評委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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