内容説明
昭和62年11月6日、竹下登氏は第74代の総理大臣に就任した。数多くの先輩・ライバルを凌駕して、竹下氏はどうして総理の椅子に座ることができたのか。竹下氏のイメージとして浮かぶのは「気くばり」「怒らない」「忍耐」「根回しの達人」「調整型」などの言葉である。典型的な日本的リーダーとしての竹下氏の「出世術」=「人心収攬術」は、4000万人の日本のサラリーマンに教訓を与えずにはおかない。
目次
第1章 竹下流人事の極意
第2章 とにかく汗をかけ
第3章 怒りは敵と思え
第4章 竹下流気くばり術
第5章 出世の才覚
第6章 政界に見る人間関係学
国会人脈
財界人脈