全体性の現象学

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  • サイズ A5判/ページ数 428p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784924520820
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C1310

内容説明

高橋哲学―それは西田哲学批判から始まった。体験―存在、絶対無、そして愛。『フッセルの現象学』全篇および「全体性」をめぐる論考を収録する。

目次

フッセルの現象学(全)
全体の立場(抄)
体験と存在(抄)
包弁証法(抄)
西田哲学批判
解説「全体性の現象学」への道

著者等紹介

高橋里美[タカハシサトミ]
1886年(明治19年)11月28日、山形県東置賜郡上郷村上新田(現在の米沢市上新田)に生まれる。1910年(明治43年)東京帝国大学文科大学哲学科を卒業。大学院に進む。1915年(大正4年)第六高等学校(岡山)のドイツ語講師となり、のち教授となる。1919年(大正8年)新潟高等学校教授となる。1921年(大正10年)東北帝国大学理学部助教授となる。1928年(昭和3年)法文学部教授となる。1947年(昭和22年)山形高等学校長となる。東北大学教授を兼ねる。1948年(昭和23年)東北大学教授を定年退官。文学博士の学位を受ける。山形高校長を辞任。1949年(昭和24年)東北大学長となる。1950年(昭和25年)日本学士院会員となる。1957年(昭和32年)東北大学長を辞任。東北大学名誉教授となる。1958年(昭和33年)文化功労者となる。1964年(昭和39年)5月6日、東京大塚癌研病院で死去。享年77歳。正三位に昇叙、勲一等瑞宝章を贈られる

野家啓一[ノエケイイチ]
1949年仙台市に生まれる。1971年東北大学理学部物理学科卒業。1976年東京大学大学院科学史・科学基礎論専攻博士課程中退。南山大学文学部助手(1977年同専任講師)。1979年プリンストン大学客員研究員。1981年東北大学文学部助教授(1991年同教授)。1994年第20回「山崎賞」受賞。現在、東北大学大学院文学研究科教授
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