内容説明
本書では、お酒と脳の関係に焦点を絞りました。お酒を飲んだときに現われる心や体の変化がなぜ起きるのかを考えることによって脳の仕組みを学びます。お酒にまつわる数々の話題を、Q&A形式でとりあげました。
目次
お酒には何が入っているの?お酒を飲むと酔うのはなぜ?
水だとたくさん飲めないのに、お酒なら大量に飲めるのはなぜ?
お酒を飲むとトイレが近くなるのはなぜ?
お酒を飲むと喉が渇くのはなぜ?
お酒はいい香りなのに、お酒を飲んだ人の息が臭いのはなぜ?
息が酒臭いとき好きな人なら許せるけれど、知らないオヤジだと我慢ならないのはなぜ?
お酒に強い人と弱い人はどこが違うの?
お酒に対する強さと脳は関係あるの?
お酒は経験を重ねれば強くなるって本当?
お酒に対する強さに男女差はあるか?〔ほか〕
著者等紹介
阿部和穂[アベカズホ]
1963年愛媛県今治市生まれ。東京大学薬学部卒業後、東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。東京大学薬学部助手、米国カリフォルニア州ソーク研究所博士研究員、星薬科大学講師を経て、武蔵野大学薬学部教授。薬学博士。専門は脳と薬。特に認知症の原因究明と治療薬の開発研究に取り組んでいる。エタノールによる記憶障害のメカニズムも研究テーマのひとつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。