内容説明
近年特に発展の著しい放射線生物学の分野を簡潔にまとめた好テキスト。放射線の生物学的効果の基礎理論、細胞に対する放射線の利用、組織に対する放射線の作用(放射線病理組織学)、放射線の晩発的影響、放射線の遺伝的影響等につき詳説。
目次
放射線生物学の概観
線量概念と単位
分子レベルの影響
細胞レベルの影響
臓器・組織レベルの影響
個体レベルの影響
遺伝的影響
胎児影響
放射線影響の修飾要因
放射線治療における生物学
体内被ばく
放射線防護―医療被ばくと自然放射能
著者等紹介
杉浦紳之[スギウラノブユキ]
1961年埼玉県に生まれる。1985年東京大学医学部保健学科卒業。1991年東京大学大学院医学系研究科社会医学専攻修了(医学博士)。1991年日本原子力研究所(リスク評価解析研究室)。1993年東京大学助手(原子力研究総合センター放射線管理室)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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