感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
8
世間を騒がせたのも分かる。結婚後の女性遍歴を綴る。気に入らない芸能人を叱る。そのすべてが実名。やりたい放題だが、妻は許してくれるという甘えがあったのだろう。その自惚れがこの本のタイトルとなる。2019/07/07
澤水月
3
'85、妻を裏切るヒドい本と大騒ぎだったから離婚したものと思いあの老老介護報道には心底驚いた。彼女が逝き読んでみると何だこれはホントもう妻へのラブレターじゃないか! Hした女優の名を実名で出しまくりで物議だったわけだがそれより「共演したくない女優」や俳優の辛口批評が沢山載ってる方が問題な気がw 介護をあけすけに見せた今の彼に通ずる無邪気さ、自分が先立つと思い込んでいる巻末に涙。「死の恐怖をやわらげてくれるのは洋子の匂い、からだ、眼」「死の瞬間に彼女がしっかり抱き止めてくれたら死の恐怖から逃れられる」2009/10/25