保証の実務―保証契約の不成立から求償まで （新版）

新潟県弁護士会【編】

新潟県弁護士会（2012/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 447p／高さ 22cm
• 商品コード 9784924380288
• NDC分類 324.4
• Cコード C3032

目次

第１章　保証契約の不成立・瑕疵（保証否認―保証契約の不成立；保証契約の無効・取消し）
第２章　保証責任の限定（通常の保証責任の限定；特殊保証の責任限定　ほか）
第３章　主債務者の法的整理と保証（保証債務弁済前について；保証債務弁済後について）
第４章　訴訟上の留意点（保証と弁護士倫理に関する諸問題；保証と民事訴訟）
第５章　求償（保証人の求償の意義；事後求償　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yoshiki2j]

一般に、保証契約は、情義によりなされ、保証人に利益はないことから、保証人が積極的に保証契約を締結することは稀である。そして、一旦、主債務者が破綻すると、保証人は、債権者から保証債務の履行を求められる関係にあり、場合によっては保証人自身が破綻することもあり得る。 本書は、保証契約により被害を受けた保証人の救済のための方策がふんだんに記載されている。保証人だから仕方がないと諦める前に読むべき本だと思う。

2017/04/05