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内容説明
本書は、「知的障害児の心理学的理解」のテキストとして企画したものである。ここでは、まず知的障害全般をめぐって、すなわち知的障害とは何か、その診断に関連した諸問題や障害理解への類型的接近について述べ、次いで知的障害児の心理を行動のシステム、および行動一般の枠組みでとらえて、その諸特性について解説することを主眼に置いた。加えて、それらの心理学的知見から示唆される教育・発達支援のための手がかりを提示することを意図した。述べられている内容は、知的障害児にとどまらず、障害児全般、さらには人間理解の普遍的な見方・考え方に繋がるものでもある。
目次
第1章 知的障害の概要と判断・状態把握―障害の意味・判断
第2章 知的障害の分類・類型―障害理解への類型的接近
第3章 知的障害児の認知―情報の受容・処理
第4章 知的障害児の記憶―情報の保持
第5章 知的障害児の学習―行動の変容
第6章 知的障害児の知能―知的機能
第7章 知的障害児の言語―獲得・表出
第8章 知的障害児のパーソナリティ・行動―行動一般
著者等紹介
梅谷忠勇[ウメタニタダオ]
1973年東京教育大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、千葉大学教育学部教授。教育学博士
堅田明義[カタダアキヨシ]
1964年東京教育大学大学院博士課程単位取得満期退学。現在、金城大学社会福祉学部教授・東京学芸大学名誉教授。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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