内容説明
本書では、従来のメディア・リテラシーの枠を越えた新しい試みを実践し、テレビに強い子どもを育てる具体的な方策を提案している。映像表現の方法やからくり、メディアへのアクセス方法について紹介し、子どもたちが映像を分析、批評できる能力を身につけるばかりでなく、自分で制作した作品をメディアで発信する手法をも学ぶ。
目次
第1部 基礎編(映像制作の目的―テレビに強い子を育てる;映像制作実習がもたらす効果;映像制作・発表は、総合的能力を向上させる ほか)
第2部 実践編(学校紹介ビデオの基本的な構成;ユニット方式;学校紹介ビデオを作ってみよう ほか)
第3部 理論編(市民が覚醒する時代;メディア・リテラシーとは何か?;メディア・リテラシーの系譜 ほか)
著者等紹介
松野良一[マツノリョウイチ]
1956年生まれ。1979年九州大学教育学部(心理学専攻)卒業、筑波大学大学院教育研究科修了。1982年朝日新聞社入社(水戸支局、社会部記者)。1992年からTBS東京放送勤務。報道局ディレクターとして番組「報道特集」「情報スペースJ」「ニュースの森」を担当。1994年日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞。1996~1997年ハーバード大学客員研究員(フルブライト留学)。TBSインターネット編集長を経て、現在、マルチメディア・プロデューサー
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