内容説明
ぼくの名前はポール。ある日、大きなたまごをひろった。めんどりがあたためたら、おかしな鳥がでてきたんだ。〈きっとペリカンよ〉と母さんはいう。なぜって父さんの釣った魚をみんなとって食べてしまうんだ。父さんはおこっている。〈じぶんで魚をとれないペリカンなんて動物園行きだ!〉ぼくはほんとうにこまっているんだ…どうしたらいいのかな?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みさどん
14
ストーリーは普通だったけれど、絵の美しさと迫力がたまらなかった。半分のページがはさんであり、そこをめくると小さな変化が起きるようになっている。それも素敵。なんともいえない透明感のある色合いの絵だった。アメリカの湖に自然のペリカンの群れを見て、興奮したことを思いだした。目の前で見るとでっかい鳥だよねえペリカン。2016/04/02
ちどり
3
ペリカンの卵をひろったポールが ペリカンと共に過ごし いつしかペリカンは 独り立ちしていくおはなし。 悲しいことや失敗があっても からっとしている。 メインはお話よりも 画で 色彩が鮮やかで とにかく繊細で美しい。 このページでは表紙のデータ画像が出てこないのが残念。 2020/01/21
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2014/08/12