大正大学まんだらライブラリー
雅楽のこころ 音楽のちから

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  • サイズ B40判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784924297333
  • NDC分類 768.2
  • Cコード C0273

目次

1章 雅楽について(大嘗祭・遷宮のときの秘曲とは?;唐楽と高麗楽 ほか)
2章 古代の日本音楽と外来音楽(神武天皇と久米舞;和琴 ほか)
3章 楽器の話(楽器の誕生;琵琶 ほか)
4章 音楽のエピソード(清少納言の好きな音楽・嫌いな音楽;物語に伝えられた楽器の話 ほか)
5章 僕の音楽人生(帰国子女;先生との喧嘩 ほか)

著者等紹介

東儀秀樹[トウギヒデキ]
1959年、東京都生まれ。東儀家は奈良時代から1300年、雅楽を世襲してきた家柄。宮内庁の楽師として十年間活躍した後、独立。数多くのCDを出し、作曲、演奏活動を中心に、国内外で幅広い活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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miwmiw

8
今度初めて雅楽を聴きに行くので読んでみたけど、動画や写真だけだと分からない事がいろいろわかって良かったです。実際に宮内庁で雅楽をしていたからこその宮中での体験談、宮中行事や、秘曲といわれるものについて、また外部から来た人もいるけど1300年続いた楽家の人の音には血を感じる、というのに面白く感じました。2013/09/16

非日常口

4
雅楽の陰陽シンボリズム、装束、島国日本に伝来し、そこから原型を留めたために西欧ではオーボエなどに変わってしまったという楽器の歴史解説。また新嘗祭など秘匿されている話の香りくらいだが聞くことができるのは貴重だろう。「微音にて奏す」の真意は古来日本人と自然や神々との関わりあい、影向とは何かを考えさせられる。私達の環境には音があるのに私達が気づかないケージを思い出させる言葉だ。一本締めのタイミングが掴めない外国人と日本人の差の根はここにありそうだ。藝能が敗者の歴史であることも含め、概要に触れられる。口語体。2013/10/09

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