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うつを文学的に解きほぐす―鬱は知性の影

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784921192525
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

妻・曽野綾子に訪れた“ウツ”の危機。私たちはウツをどう乗り越えたか!北杜夫、遠藤周作のウツを語り、渡辺淳一、阿川弘之から島崎藤村、伊藤整まで多彩な作家を見つめ、解きほぐした異色の書き下ろし。

目次

医者ではない者の鬱―北杜夫から学んだこと
妻・曽野綾子とウツ
ウツ脱出の手がかり、曽野の場合
うまく行かないからこそ人生
“ウツ”は無意識に信仰も求める
それでも私はウツにならなかった
ウツ人間とキレる人間
「人生の挫折者」の工夫
手をすべらせたらウツになる
日本人のウツの構造
「あっ、そう」というウツの時代
ウツという名の希望

著者等紹介

三浦朱門[ミウラシュモン]
作家。1926年東京生まれ。東京大学文学部言語学科卒。日本大学芸術学部で教職を務めながら、第15次「新思潮」に加わり、51年『冥府山水図』で文壇にデビュー。遠藤周作、小島信夫、安岡章太郎、吉行淳之介らとともに第三の新人と呼ばれる。67年、『箱庭』で新潮文学賞受賞。82年、『武蔵野インディアン』で芸術選奨文部大臣賞受賞。85‐86年文化庁長官に就任。99年、第14回産経正論大賞受賞、文化功労者にも選ばれる。現在、日本芸術文化振興会会長、日本芸術院院長、民間放送教育協会会長、日本文芸家協会理事などを務める。父はイタリア文学者、編集者の三浦逸雄。妻は作家の曽野綾子。夫婦ともに、カトリックの信者として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サト

1
今でもストレスで苦しんでいる中年や若者は大勢いるのだろうが、その多くはストレスと戦っている最中なのである。うちひしがれている訳ではない。ほとんどの人が戦いの勝者になることを、私は疑っていない2021/03/18

なが

1
奥様の曾野綾子氏、ご友人の遠藤周作氏の例などがいくつか挙げられていた。筆者は常に相手のことを考えながら向き合っておられたんだろな、というのが伝わって来る。曾野綾子氏が視力の低下のせいで筆者が三重にぶれて見えたとき、筆者は「美男のテイシュが三人もいていいじゃないか」と茶化したそうで。このエピソード、偶然にもこの本に前後して読んだ曾野氏の『日本人の知らない世界の見方』にも載っていた。この出来事への夫婦それぞれの見方を知り…詰まるところ、仲よろしいんですねえと和ませて頂きました。2015/05/14

yosssy

1
病気になったからといって、全ての人が医師の診断と治療、投薬を受けるわけではない。ほとんどの病気は家庭で治してしまうのである。私が書こうとする鬱はそのような意味の家庭療法的なウツである。こんなのは病気を悪くするだけだ、と思う人は本物の鬱病なのだから、しかるべき医師の治療を受けたらよい。(ーはじめに/医学ではなく、文学的にウツを考えるーより)2014/04/03

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