愛と死を見つめる対話 旅立ちの朝に

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784921192372
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

誰しもいつかは死ななければならない。日々の生活の中で、ふと死を意識するとかけがえのない人生が見えてくる。―死を学ぶことは愛を学ぶことにほかならない。過去に二度の自殺未遂をおこし、83歳で安らかに旅立っていった母親の死について、作家・曽野綾子が語ることから第一信が始まり、日本における「死学」の創始者、デーケン神父が「死への準備教育」(デス・エデュケーション)の必要性を説いた第二十信に終わる。真摯に“生、愛、死”について追求した往復書簡集。

目次

さわやかな死の朝に
限りあるいのちの挑戦
死に向かう意識をたずさえて
死と隣り合わせで暮らした幼い日々
生を讃美する旅人
愛の言葉
サハラの旅と一粒の麦と
永遠の旅の始まり
満月の砂漠で
死への準備〔ほか〕

感想・レビュー

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旅行人

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ギリシャ語には「時」を意味する言葉が2つあるという。量的な時間である「クロノス」と、質的な時間である「カイロス」。カイロスは生涯に一度訪れ、二度と巡ってこない唯一無二の時。その瞬間、その意味を逃さないようにすることが、デスエデュケーションの第一歩であると感じた。2012/02/08

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