内容説明
20世紀マルクス主義のマルクス理解を問う。キーワードは実証主義批判としての唯物論。
目次
第1章 神と国家と貨幣の批判
第2章 社会的諸関係の批判―一本の関係線を措定する
第3章 自己意識から労働へ
第4章 マルクスの唯物論と批判的社会認識の二段構え
第5章 三つの社会システムと三つの主要ループと三つの歴史観―実体の主体化と矛盾の対象化
第6章 商品の世界を否定して資本の世界が出現する―資本の現象学
第7章 神と国家と貨幣の止揚
著者等紹介
有井行夫[アリイユキオ]
1949年長野県諏訪郡に生まれる。1973年東京大学法学部卒業。1978年東京都立大学大学院社会科学研究科経済政策専攻博士課程単位取得。1988年経済学博士(東京都立大学)。現在、駒澤大学経済学部教授。専攻は理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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