内容説明
マルクス『資本論』のエッセンスをわかりやすくコンパクトにかつ大胆に現代化した経済学テキスト。
目次
社会発展における労働の役割
商品の価値と使用価値
貨幣と商品の価格
剰余価値の生産
資本主義的生産様式の諸段階と現段階
労律力の価値と賃金
資本の蓄積過程と雇用・失業問題
資本の循環と回転
社会的総資本の再生産と流通
利潤と利潤率、競争と利潤率の均等化
商品流通と商業資本
サービス産業とサービス資本
信用制度と金融資本
恐慌と景気循環
著者等紹介
北村洋基[キタムラヒロモト]
慶應義塾大学経済学部教授、経済学博士。1946年、京都市に生まれる。京都大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、福島大学経済学部助教授、同教授を経て現在に至る。専攻:現代資本主義論、日本経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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RIKUTARO
6
どうやったらあの教授がこの本を書けるのか不思議だ。そしてこの本の著者がどうしてあの授業しかできないのかも、同じように大きな謎である。2011/01/14
Voces Intimae
2
授業の教科書なので仕方なく買ったが、予想以上に面白かった。マルクス経済学を見直した。ついでに著者の教授も見直した。2009/12/06
alwaysant
0
いわゆるマルクス経済? タイトル通り、現代の事象に当てはめられていて、資本論やら国富論にありがちな読みにくさがなくて良かった。2011/08/02