内容説明
アメリカの金融制度と景気循環の関連および労使関係の歴史分析を中心に、「資本主義と制度の共進化」仮説を提示しつつ、制度経済学の理論と方法を具体的に展開する。
目次
第1章 制度と組織の理論と方法(資本主義と制度の共進化;制度経済学の新展開―企業組織の分析に向けて)
第2章 金融制度の歴史分析(サフォーク・システムと1837・39年恐慌―一商業銀行による「最後の貸し手」機能の内生的展開;アメリカにおける1907年恐慌―制度論的景気循環分析の試み;FDICのオープン・バンク・アシスタンス(OBA)と最後の貸し手―FRSとFDICの大銀行破綻への対応)
第3部 労使関係と労務管理の歴史と現状(ドイツ管理層職員による利益代表の展開;パッケージ・ソフトウェア開発企業の開発管理―K3社における計画の立案とその遂行)
著者等紹介
柴田徳太郎[シバタトクタロウ]
1951年生まれ。現職、東京大学大学院経済学研究科教授。専攻は現代資本主義論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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