内容説明
本書は、保健・医療と福祉に関する諸々のサービスを、利用者に役に立つよう、ニーズに即して総合的にとらえ直したものです。サービス利用者の視点に立って、制度を利用するにはどうしたらいいのかについて、具体的に示しています。また、利用者サイドから見た現行制度の問題点と、その現実的な改善策についての提言も盛り込んであります。
目次
第1編 ライフサイクルと保健福祉(病気・けがをしたら;妊娠・出産・育児とその支援;身体障害を負ったら;知的発達障害への対応;精神障害への対応―精神保健福祉 ほか)
第2編 保健福祉の現代的課題(ハンセン病差別問題の歴史的教訓―地域保健福祉の向上にむけて;HIV・エイズの問題と国際保健福祉;マザー・テレサに学ぶ保健福祉の「原点」)
著者等紹介
長尾譲治[ナガオジョウジ]
昭和40年大阪府生まれ。平成5年駒沢大学大学院人文科学研究科社会学専攻修士課程修了。平成6年同博士後期課程中退。平成6年帯広大谷短期大学専任講師。平成10年駒沢大学文学部社会学科社会福祉学専攻専任講師。平成12年同助教授。現在に至る。社会福祉士。横浜ふくしネットワーク代表。社会福祉法人「櫂」理事。専門は保健福祉学、福祉カウンセリング
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。