内容説明
本書は、情報とは何か、ITとは何か、何が「IT革命」を引き起こしているのか、これらの「IT革命」に関する基本的な概念をはっきりさせ、「IT革命」の下で企業経営や私たちの生活がどのように変化しているのかを、現実にもとづいてできるだけわかりやすく、イメージ豊かに解説するものである。
目次
第1部 「IT革命」とは何か(ITの発展と社会の変化;「IT革命」の主役、インターネット)
第2部 ITによる経営システムの革新(ITによる企業情報システムの革新;ITによる企業間取引の革新―BtoBの拡大;ITによる物流システムの高度化;生き残りをかける中小企業;ITによる企業―消費者間取引の革新―BtoCの拡大;インターネット銀行の登場;ITによるコンビニの革新;新しい情報サービス産業の台頭;ITによる企業マネジメントの革新;ナレッジ・マネジメントの展開)
第3部 経営システムを支援する社会経済システムの課題(政府のIT施策と「知識創発型社会」;地域におけるITの活用;学びと教育におけるITの活用;電子商取引関連法の現状と課題;消費者保護の現状と課題)
第4部 「IT革命」と私たち(「IT革命」と私たち―「IT革命」をどう見るか)
著者等紹介
能塚正義[ノズカマサヨシ]
1947年生まれ。大阪経済法科大学経済学部教授。同志社大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。企業における情報システムと労働に関する研究に従事
川村洋次[カワムラヨウジ]
1960年生まれ。大阪経済法科大学経済学部助教授。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得。企業や消費を対象にした情報システムの研究に従事
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