内容説明
イスラム社会の外側は野蛮と不審の暗闇に包まれていた。しかし、時代が進みムスリムが愕然とするときがやってくる。国際的なイスラム学界の重鎮バーナード=ルイスが25年以上もあたためたテーマを、北アフリカ、中東、ヨーロッパの大学で講義、講演し、またBBCで長期間放映されたものをまとめた画期的書の翻訳。
目次
第1章 接触と衝撃
第2章 ムスリムの世界観
第3章 言語と翻訳
第4章 メディアと仲介者たち
第5章 ムスリムの西欧についての知識
第6章 信仰
第7章 経済
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
可兒
1
原書で読む必要性を痛感した一冊2013/05/24
ヴィクトリー
1
ムスリムがヨーロッパにほとんど興味を持っていなかった事に驚く。 始めはムスリムが優位だったから仕方ない所もあるが、それをずっと続けてしまった処に逆転された理由の一つがあるのだろう。 しかし、内容的には問題ないが本書は訳文が苦しい。2,3ページに一文は、意味の取りにくい、複数の意味に解釈出来るものがある。2010/12/17
malukuro
0
イスラムが見たヨーロッパについて8世紀〜18世紀あたりの事を書いている。ある程度知識が無いと読みにくく感じた。2011/07/19