芸者と遊廓

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  • サイズ A5判/ページ数 442p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784921145668
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C1021

内容説明

芸と色との間で揺れ動く、芸者のすべてを解き明かした書。芸者の来歴、水揚げ、遊廓との関わりなど、そのほとんどが誤解されたまま今日に至っている。謎に満ちた彼女らの実像が、膨大な文献史料と浮世絵をもとに、あますところなく明かされる。「芸娼妓解放令」に対する府県の対応の違いや、それが遊廓、芸妓、女紅場に及ぼした影響が初めて世に問われる。

目次

1 上方の芸舞子
2 江戸の踊子
3 江戸の芸者
4 地方の芸者、芸子、舞子
5 水揚げ
6 明治期の芸妓
7 芸娼妓等解放令がもたらした影響
8 女紅場
まとめ 芸妓と娼妓を分けるもの
エピローグ 自立してゆく芸術の絵姿
付論 土俵の話

著者等紹介

宮島新一[ミヤジマシンイチ]
1946年愛知県に生まれる。1968年京都大学文学部卒業。1973年同大学院修了。文化庁主任文化財調査官、九州国立博物館副館長、等を経て、2011年山形大学大学院教授を定年退官、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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