内容説明
あなたが手にしたこの本は未だ見ぬ祖国に想いを馳せるチベット人孤児に捧げる絵本です。あなたがなにげにめくる一つ一つのページには同じ空の下、同じ大地の上でワクワクしながら読んでいるチベット人孤児達のつぶらな瞳があるのです。誰もがきっと持っているあの懐かしい昔話。そんな懐かしい気持ちを伝えたくて、先祖から語り継がれているチベット民話を藤田理麻が彼ら、彼女らに届けます。
著者等紹介
藤田理麻[フジタリマ]
東京生まれ。兵庫県芦屋で幼少期を過ごす。1970年代に父親の仕事のため両親と共にニューヨークに移住。NYCパーソンズ美術大学にて絵画とイラストレーションを専攻後、学士号修了。ファッショナブルでシュールな独特の作風は脚光を浴び、学生時代から海外のコスモポリタンやグラマーなどで活躍、また、NYのナイトクラブMARSの壁画を手掛けるなど、その幅広い活動から、NYをはじめ、東京、フランスにも多くのコレクターを持つ。日本での活動は、フジTV系列「ワーズワースの庭/冒険」のタイトル画を描くことに始まり、稲葉浩志(B’z)のCDジャケットの肖像画の担当、TV、ラジオ出演、講演会やゼミの開催、多くの女性誌でのエッセイの連載など、その活動は多岐に渡る。近年は東京を始め関西でも毎年個展を開催。拠点であるNYでは、平和をテーマとしたイベントを自らプロデュースするなど、環境保護活動、平和運動などのボランティア活動にも熱意を傾け、作品制作と平行し力を注いでいる。2000年度ジョルジオアルマーニ文化賞を受賞
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