内容説明
本書は、そもそも「グリーンツーリズム」とは何か、「誰が」「誰に」「何を提供する」事業なのか、「その成果は何か」といった視点から、その内実を探索し、事業化、起業化と実需要に支えられた地場産業としてのあり方を探り、提案したものである。グリーンツーリズムの基本的な捉え方を整理し、検討を加えている。
目次
1 グリーンツーリズムと日本型余暇について(基調報告;座談会)
2 グリーンツーリズム事業のモデル研究会(千葉県千倉町;埼玉県宮代町)
3 グリーンツーリズム事業の実態と課題、問題点(調査対象地の選定と、その理由;調査結果の要約(先の調査結果より) ほか)
4 日本型グリーンツーリズムと中山間地域振興(日本型グリーンツーリズムとマーケティング;日本型グリーンツーリズムと中山間の活性化)
著者等紹介
渡辺均[ワタナベヒトシ]
(株)総合市場研究所代表取締役。1948年、長野県小海町に生まれる。県立野沢北高校、立教大学社会学部卒業、民間の調査・研究会社を経て、昭和60年4月同社設立、代表に就任。民間企業のマーケティングリサーチと商品開発、流通戦略などの事業戦略の提案、官公庁、市町村などからの地域・地場産業振興のコンサルタント活動、構想策定作業と農業・農村の振興とマーケティング戦略を加味した講演活動などに従事。主な制作物として「森林商品開発事業事例集」「アンテナショップ開発事業事例集」「有機農産物マーケット総覧」「生ゴミ・有機性廃棄物のコンポスト化事業に関する調査研究報告書」などがある
中川悦郎[ナカガワエツロウ]
1949年生まれ。立教大学社会学部卒業後、社会開発研究機構(OSD)で市場調査、商品・業態開発、エリアマーケティングに携わる。89年ジー・エム・アイ代表に就き、95年より(株)総合市場研究所社会・流通研究室長を兼任。農業・農村振興事業へのマーケティング技術の注入を推進するアグリビジネスプランナーとして活動
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