内容説明
本書は、一般職国家公務員の災害補償制度を容易に理解してもらうことを目的とする。その内容は、制度関係、認定関係に大別し、記述に当たっては、できるだけ分かり易い説明とし、数多くの事例、図解を用いて理解を容易にするとともに、その根拠条文等をも明示することにより、実際に災害が発生したときに、実務担当者がどのような手順で給付等を行えばよいかが、分かるように工夫をし、各省庁の実務経験者には座右の手引書として、また、初めて災害補償の実務に携わる方には研修教材として役に立つものとなっている。
目次
第1部 制度関係(国家公務員災害補償制度の概要;災害発生から認定・通知までの事務;平均給与額とは;療養中に行う補償及び福祉事業;傷病が治った場合(治癒の認定) ほか)
第2部 認定関係(公務災害の認定;通勤災害の認定;傷病等級の決定;障害等級の決定)