内容説明
自分から意識的に『男を脱ぐ』ことは、何よりも自分自身、そして身近な人たちとのかかわり方、社会とのかかわり方を転換する『自分の構造改革』になる力を秘めている。つまり、この未曽有の不況時代下で『働かなくては生きていけない男』の、勝ち負けを超えたサバイバル法である。
目次
第1章 性の常識をリセットする(「男」は得か損か;「ジェンダー」とは何か ほか)
第2章 男と女のフィクション(セックスというフィクション;性染色体というフィクション、最新の解析が明かした真実 ほか)
第3章 ジェンダーフリーの約束(兄弟姉妹への約束;ジェンダーフリー5つの約束)
第4章 職場でも家庭でも効く男のジェンダー危機管理術(職場での女性とのコミュニケーション;家庭での妻とのコミュニケーション)
第5章 新サラリーマン幸福論のすすめ(今、男たちは本当に幸せか?;男を脱ぐ)
著者等紹介
蔦森樹[ツタモリタツル]
作家・評論家。琉球大学法文学部、和光大学表現学部、横浜国立大学教育人間科学部、立教大学文学部、兼任講師。非営利特定法人グラン・ルーブル・オ・ジャポン理事。執筆・講演で幅広く活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Meroe
2
お仕事用。男性(サラリーマン)向けの入門的なジェンダーの本。働く男はリスク管理のために「地雷」について学ぶ必要がある、と始まる。男と女は人為的なラベル(「フィクション」)だが、「別の認識方法ができるまでは、ラベルについた意味や垣根をできる限り低く運用することに力を注ぎたい」(p.83)。ここまではうなずける。が、そのために人間「全員を兄弟姉妹と認める」、「行為のすべてが愛をともなったことでなければならない」(p.102)というのはかなり特殊な価値観なのでは(「愛」「慈愛」という言葉が山ほど出てくる)。2015/12/09
もりえ
0
期待して読み始めたのですが・・・。他の方の感想がききたいです。2012/02/26
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