犯罪の風景―ある日、ある場所で。

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 22X31cm
  • 商品コード 9784921023645
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

【著者コメント】

風景は時に人を癒してくれる、時に人を高揚させてくれる。人工的な都会も緑豊かな田舎も人がそこに住み、生きてゆく時、その風景は人の心に何らかの影響を与え、思いを抱かせる。

そんな事を思いながら、人の気配のない上九一色村に行ってみた。事件の記憶は日々風化していくけれど、その場所はあまり変わることなく今もあって、初めて見る何の変哲のない風景でありながら、私の心に胸騒ぎをおこした。

犯罪は私たちに無縁な事と思いながらも日常の隣でおきている。個々の事件を調べ、その現場に立ってみると、その景色は哀しい暴力を内包しているようにみえる。

写真はその胸騒ぎを写すのだろうか。
私の記憶にある事件から最近の事件まで、極力その現場に立ち、8x10で撮影したものです。

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〒106-0044
東京都港区東麻布2-4-2中崎ビル1F
有限会社縣写真事務所
縣(あがた) 正三
TEL:03(3560)7279
FAX:03(3560)7280
E-MAIL:sho-agata@par.odn.ne.jp

内容説明

叫、強、凶、狂、競、怯、恐、狭、脅…そして、今日。あの胸騒ぎは写るのだろうか。

著者等紹介

県正三[アガタショウゾウ]
1950年1月3日栃木県生まれ。1972年日本大学芸術学部写真学科卒業。1972年株式会社野崎印刷写真部入社。1980年有限会社縣写真事務所設立、フリーとして独立。1984年個展開催。1997年広尾から東麻布に移転
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

timeturner

4
1960年代から20世紀末に犯罪(公害も含む)現場になった場所を撮影した写真集。言われなければわからない日常風景になっている場所もあれば、未だに禍々しい気配を漂わせる場所もある。三億円事件の現場だけが妙にスタイリッシュに撮れているのは、撮影者に賞賛の気持ちがあるからだろうか。2024/07/26

1877

0
犯罪は私たちに無縁な事と思いながらも日常の隣でおきている。2023/11/08

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