内容説明
ハタラキアリのくろすけは、工夫して笹舟を松葉のかいで動かしました。さらに、チョウの羽を帆にして走らせることに成功しました。笹舟に乗って、たのしいたのしい夏休みのはじまりです。創意工夫の大切さと、アリの社会生活をやさしく子どもたちに教えます。
著者等紹介
志茂田景樹[シモダカゲキ]
1940年静岡県伊豆生まれ。中央大学法学部卒業後、様々な職に就く。1980年『黄色い牙』で第83回直木賞受賞。『サカキバラ症候群の子どもたち』『心療内科』等、心を問う著書も多い。最近は、JBSフリースクール特別講師として活躍するかたわら、童話の読み聞かせボランティアを盛んに行い、その普及に取り組んでいる
早瀬賢[ハヤセケン]
1950年京都府に生まれる。1968年芸大受験に失敗。浪人中、幸運にも画商のスポンサーが付き、プロ活動に入る。1973年~80年様々な仕事に就きながら仲間とグループ展を展開。平行して童画を描き始める。1984年講談社童画グランプリ優秀賞受賞。1988年~進研ゼミのイラストを担当。現在イラストの他、特殊美術造形のデザイン・製作をしている
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