内容説明
体が弱くて南へ渡れなかった白鳥の子。わが子を案じていっしょに残ったやさしいお母さん。北の湖を舞台に、心にしみるロマンが生まれました。表題作の他に「こうしのぼうけん」が収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
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心にしみる哀しい話です。 体の弱い子供と母親を置いて南に飛んで行ったお父さん。 子どもを守るために、山犬の犠牲になったお母さん。 悲しいけれども、自然の摂理かもしれません。 月の模様の中に白鳥が飛んでいると言ったお母さん。 お母さんが死んだあと、白鳥の住んでいた舟は湖に流され沈んでいきます。 月から飛び出た、お父さんお母さんが子供を迎えに来て…。 子どもには、姿を消した白鳥の子は飛んで行ったのだと思わせたいですが…。 2009/10/23
並音
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10年前のものを再読…志茂田さんのサインが入ってた2010/02/27
多読多量連投が日課だった
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表題作が悲しいオチでしたが次の話がほのぼの2018/12/03