内容説明
解体した旧日本軍はなぜ甦ったのか?再軍備そして軍事大国へと変転する自衛隊史の実態を検証。
目次
第1章 敗戦と軍の解体
第2章 再軍備の開始
第3章 講和・安保条約と保安隊・警備隊
第4章 自衛隊の発足
第5章 安保改定と自衛隊の変貌
第6章 日韓条約と日米軍事体制の新段階
第7章 高度成長と第四次防
第8章 日米安保体制の新段階
第9章 軍備増強への道
第10章 経済大国から軍事大国へ
著者等紹介
藤原彰[フジワラアキラ]
1922年東京生まれ。1938年東京府立第六中学校四年中退、陸軍士官学校入学。1941年陸軍士官学校卒業、中国へ派遣。1945年陸軍大尉で復員。1946年東京大学文学部史学科(国史専攻)入学、1949年卒業。その後、千葉大学文理学部、東京都立大学、東京大学教養学部、東京教育大学文学部などで講師を歴任。1969年一橋大学社会学部教授・同社会学部長などを経て、1986年一橋大学停年退職。1989~93年女子栄養大学教授。一橋大学名誉教授。2003年2月26日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。