戦場が培った非戦―イラク「人質」渡邉修孝のたたかい

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784916117656
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

イラク人質事件の当事者・渡邉修孝が、陸上自衛隊空挺部隊・ビルマ義勇兵・新右翼一水会そして非戦へと至る、戦場体験からつかんだ人生を赤裸々に語る。そして、ビルマ―パレスチナ―イラクに至る、知られざる国際活動の体験をリポートする。

プロローグ 9
 ●自己批判の書 9
 ●全国各地での人々との触れあい 13
 ●人らしく生きる世の中を 15

第1章 陸上自衛隊第一空挺団 17
 ●我が故郷・足利 18
 ●日航機墜落事故で自衛隊入隊 20
 ●自衛隊の新兵教育 24
 ●「芸者」を呼んで「社会科研修」 26
 ●第一空挺団へ配属 28
 ●「荒鷲の巣」へ 31
 ●何かがふっ切れる! 33
 ●パラシュートの初降下 36
 ●空挺の第一線勤務 42
 ●営内の「奴隷」生活 45
 ●自衛隊を退職 49
 ●板妻へ再入隊 50
 ●富士演習場での演習 52
 ●御殿場の飲み屋街 56
 ●右翼政治結社 58
 ●調査隊のガサ入れ 60
 ●第一対戦車隊長からの呼び出し 62
 ●依願退職の強要 65

第2章 ビルマ・カレン民族解放軍 67
 ●大日本誠流社から義勇兵に 68
 ●タイ国境からビルマへ 71
 ●ビルマの民族問題 73
 ●長びくゲストハウス待ち 76
 ●帰国し出直し出発 78
 ●再度、コートレイの地へ 80
 ●取材に来た外国人ジャーナリスト 85
 ●日本人訓練教官のシゴキ 87
 ●ゲリラ戦訓練の卒業 92
 ●ビルマ軍と対峙する最前線 ●一水会のネオ・ナチとの共闘路線 163
 ●自己批判書『Wの告白』 168
 ●天皇制への疑問 170

第4章 レバノン――パレスチナ 175
 ●アナーキズムへの関心 176
 ●東アジア反日武装戦線の救援 180
 ●東京拘置所へ面会・差し入れ 186
 ●野宿者支援の運動 189
 ●趣味のバイクでレポ 193
 ●気が付けばJRA救援? 197
 ●レバノンへの派遣 203
 ●岡本公三さんのサポート 208
 ●パレスチナ難民キャンプ 212
 ●ベイルートでの生活 215
 ●重信房子さん逮捕と一時帰国 222
 ●再びレバノンへ 227
 ●日本に戻って宿無しに 230
 ●水平線の向こうに 236

おわりに 240



内容説明

戦場体験からつかんだ非戦への軌跡。自衛官・義勇兵・新右翼そして非戦へ変転した人生をいま、赤裸々に語る。

目次

プロローグ(自己批判の書;全国各地での人々との触れあい;人らしく生きる世の中を)
第1章 陸上自衛隊第一空挺団(我が故郷・足利;日航機墜落事故で自衛隊入隊 ほか)
第2章 ビルマ・カレン民族解放軍(大日本誠流社から義勇兵に;タイ国境からビルマへ ほか)
第3章 新右翼一水会(新右翼との出会い;一水会入会をめぐる紛争 ほか)
第4章 レバノン―パレスチナ(アナーキズムへの関心;東アジア反日武装戦線の救援 ほか)

著者等紹介

渡邉修孝[ワタナベノブタカ]
1967年生まれ、栃木県足利市出身。地元の高校を卒業後、陸上自衛隊第一空挺団に入隊、満期退職後、陸上自衛隊板妻駐屯地へ再入隊後退職。以後、様々な社会運動を経て、04年から「米兵・自衛官人権ホットライン」の「在イラク自衛隊監視センター」スタッフとして、イラク現地で自衛隊の調査・監視活動にあたる。同年4月14日、現地の武装勢力に拘束され、解放後帰国。イラク占領の現状を市民にリポートする活動を行う
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