出版社内容情報
大不況とリストラの嵐の中で、いま労働組合の存在が根本から問われている。労働組合の原点とは何か。
第一部 労働運動の復権
第1章 「戦後50年」と労働運動
第2章 甦る労働組合
第3章 大失業時代に抗して
第4章 反戦を闘う労働運動
第5章 55年体制の崩壊と新たな労働者の党
第二部 分割・民営化と国鉄労働運動
第6章 国鉄の分割・民営化
第7章 動労革マルの歴史的裏切り
第8章 正念場のストライキ
第9章 分割・民営化以後のJR体制
第10章 国鉄闘争勝利の道
労働運動の停滞の中では、労働関係の本は売れない。しかし、今こそ本物の労働運動が必要なときだと思う。