内容説明
「歴史で議論すれば日本の完勝である」京都大学中国文学出身の気鋭の漢文学者が尖閣古典全史料を網羅研究し、その核心部分を抽出。歴史ある我が国の領土―尖閣に関するチャイナと一部日本識者の虚言・謬論・痴談・妄説を、わかりやすく、すべて反論した1冊。
目次
第1部 なぜ今、尖閣前史か(尖閣空島政策は軍備増強の陰謀だ;五月十日に尖閣前史の記念式典を ほか)
第2部 現代の論説に駁す(井上清『「尖閣」列島、釣魚諸島の史的解明』;高橋庄五郎『尖閣列島ノート』 ほか)
第3部 史料百題指南(明國史料;清國史料;不特定史料;チャイナ側が無視する史料)
第4部 附録・論文・尖閣南北航路説(明治元年、尖閣の西側の分界線;分界線前史 ほか)
著者等紹介
いしゐのぞむ[イシイノゾム]
戸籍名:石井望。長崎純心大学比較文化学科准教授、漢文学専攻。昭和41年、東京生まれ。平成元年、京都大学中国語学中国文学科卒業。平成12年、同研究科博士課程学修退学。平成13年、長崎総合科学大学講師。平成20年、長崎純心大学講師。平成21年より現職。海洋政策研究財団内島嶼資料センター島嶼資料調査委員。正かなづかひの會幹事。研究対象は尖閣前史、元曲崑曲音楽、崑曲字音、漢文圏音律、蘇州語、漢字等韻学、長崎唐学、漢文教育、漢文文明論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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