出版社内容情報
「生きていることは、くらすこと。くらすことは、つくること。」
高知の山のてっぺんでちくちく手縫いして衣服をつくり、種をまいてちいさな自給自足の暮らしをする。
NHK-Eテレ「暮らしごと ユミさんの土とちくちく」出演でも話題の著者が、たねのまき方・育て方から採れた野菜や果実からつくる料理のレシピ、みそ・梅干し・納豆等の手づくりのわざ、ちくちく手づくりする布小物のつくり方まで、活き活きと紹介。オールカラー。写真多数。
ちいさな畑を耕し、たねまきをする
畑しごとや、つくるくらしは、すこやか
人間の生命活動そのもの
それだけで、じゅうぶん、満たされる
それだけで、すでに、生きていること
こころも、からだも幸福になる
※2017年刊行の旧版(PHP研究所)を増補改訂しました。
目次
まえがき ちいさな種まき、ちいさな自給自足
第1章 ちいさな畑をつくる
第2章 ちいさな果樹園をつくる
第3章 台所でつくる
第4章 くらしのたねつくり
第5章 ちいさく想う
あとがき みらいは、わたしのくらしがかえる
著者等紹介
早川ユミ[ハヤカワユミ]
布作家。アジアの山岳少数民族みたいな感覚で服つくり。ちくちく、畑、ごはん,ときどき旅。高知の山のてっぺんに暮らし、ちいさな果樹園と畑を耕す。日本みつばちを飼い、はちみつの自給自足(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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布遊
32
自給自足に興味があるのでとっても良かった。畑は耕さず、収穫物の捨てる部分とか、採った草で土を覆うのが良い。柿渋も作れることが分かった。2024/02/14
粋
5
分かります!!と思うところが多々あった。特に、体内に取り込む食べ物については年々気になってきているのでとても勉強になりました。今後やりたいことのアイデアいただきました。2025/06/06
へへろ~本舗
2
文章と写真のページが交互になっていて読みやすい。コロナでの生活とF1種子についての意見もある。自分も大企業利潤の申し子であるF1種子には不安がある。植物を枯らすことにおいては人後に落ちない茶の親指を持つ自分にとっては羨ましい自給自足の生活。2025/04/12