内容説明
人間は無数のいのちをもらって生きていることを学ぶ子どもたち。教室の枠を越え、学校を飛び越えてさまざまな人や生き物を介して広がる授業体験のなかで、子どもたちのからだは生き生きとした鼓動を取り戻していく。
目次
1章 “いのち”のいとなみに学ぶ(世界中がジャガイモから「いのち」をもらった;アメリカへ渡った人々はどう生きたか;綿から糸へ ほか)
2章 生きているものを食べるって(「そこまでやらなくても」いいか―屠殺の現実を授業に;ずっと昔からアメリカに住んでいた人々―インディアンのイレーヌさんを迎えて;タイのヂットラコーンさんを迎えて ほか)
3章 他者の存在を受け入れるからだに(他者の存在を受け入れるからだになっていく)
著者等紹介
鳥山敏子[トリヤマトシコ]
1941年、広島県に生まれる。香川県に移住後、香川大学卒業。東京都の公立小学校の教諭として30年勤務し、94年3月、退職。2001年4月より東京賢治の学校を立ち上げ、教壇に復帰。新たな総合学習、教育のあり方を実践している
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