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我が海、我が町―羽田漁師の今昔

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784916109309
  • NDC分類 661.9
  • Cコード C0023

内容説明

昭和27年、羽田沖の海から突然ハマグリが消えた!海の自然が破壊されていく中で羽田の海と伴に60年生きた海の男の人間ドラマ。

目次

第1章 先祖伝来の地・羽田(多面的な「顔」をもつ羽田;巨大なレジャーランドだった ほか)
第2章 代々、漁師の家系に生まれて(父方、母方共に漁師の家系;頑固一徹の祖父 ほか)
第3章 海は宝の山だった(羽田漁師町の象徴・赤レンガの堤防;二階建ての家は見物の対象になった ほか)
第4章 ヘドロの海となった東京湾(悪化した東京湾の水;人間の欲望の犠牲となった海 ほか)

著者等紹介

伊東嘉一郎[イトウカイチロウ]
昭和3年9月5日、羽田漁師町で生まれる。昭和18年3月学徒動員で航空機組立工となる(学校は夜間)。昭和20年11月解雇させられる。昭和21年1月家業(漁業)に従事する。昭和31年6月結婚。昭和37年10月漁業権放棄。昭和38年12月自由漁業条件付きで許可を取る。現在に至る。昭和59年9月大田区五ヶ浦漁業組合連合会長となる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Hisashi Tokunaga

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本書は大都市近郊の漁師に通底する個人史なのではないだろうか。これは検証に値する。戦前、近郊の海はきれいだった。済んだ川が海の流れ込んでいた。魚や貝類そして餌になるゴカイなどが信じられないほどざくざく取れたよね。こうした漁師たちが望む明日の故郷の姿はどういったものなのだろうか。その期待に今日生きる我々はどこまで留意し、実現に向けた舵取りをすべきなんだろう。2015/03/18

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