内容説明
昭和27年、羽田沖の海から突然ハマグリが消えた!海の自然が破壊されていく中で羽田の海と伴に60年生きた海の男の人間ドラマ。
目次
第1章 先祖伝来の地・羽田(多面的な「顔」をもつ羽田;巨大なレジャーランドだった ほか)
第2章 代々、漁師の家系に生まれて(父方、母方共に漁師の家系;頑固一徹の祖父 ほか)
第3章 海は宝の山だった(羽田漁師町の象徴・赤レンガの堤防;二階建ての家は見物の対象になった ほか)
第4章 ヘドロの海となった東京湾(悪化した東京湾の水;人間の欲望の犠牲となった海 ほか)
著者等紹介
伊東嘉一郎[イトウカイチロウ]
昭和3年9月5日、羽田漁師町で生まれる。昭和18年3月学徒動員で航空機組立工となる(学校は夜間)。昭和20年11月解雇させられる。昭和21年1月家業(漁業)に従事する。昭和31年6月結婚。昭和37年10月漁業権放棄。昭和38年12月自由漁業条件付きで許可を取る。現在に至る。昭和59年9月大田区五ヶ浦漁業組合連合会長となる
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